[2023/11/10] 
インフルエンザが大流行中!ワクチンや感染対策で予防しよう【Comic@News】


 
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インフルエンザは、例年11月下旬ごろから感染者が増えはじめ、翌年1~2月にピークを迎えて春ごろには流行が落ち着いていました。2019~2020年以降は新型コロナウイルスの感染対策によってインフルエンザの流行も抑えられていましたが、2023年5月に新型コロナウイルスの感染対策が緩和されると、インフルエンザは夏の間も流行が続き、今年度は10月半ばの段階で「注意報レベル」の流行が起こっています。
インフルエンザの予防には、ワクチンの接種が有効です。ワクチンの接種によって、インフルエンザにかかりにくくなり、感染したとしても重症化を防ぐことができるといわれています。ワクチンが効くまでには2週間ほどかかり、その効果は5か月間ほど持続するとされています。今シーズンはすでに流行しているため、早めに接種しましょう。
ワクチンは生後6か月から接種可能です。12歳以下は1シーズンに2回接種する必要があるので、特に早めに受けるようにしましょう。
ワクチンの接種以外にも、日ごろの感染対策も重要です。下記のことに気をつけて過ごしましょう。

日ごろから取り組める感染対策
●手洗いやうがい、消毒をこまめにする習慣をつける。
●人混みではマスクを着用する。
●定期的に換気をし、部屋の空気を入れ替える。
●室内では適正な湿度を心がける。

発熱や関節痛などの症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう。発症から48時間以内に抗インフルエンザ薬で治療を開始すれば、十分な効果が期待できます。また、一般用の検査キットが販売されているので、心配な人は備えておくとよいでしょう。