歯科口腔衛生

歯周病について

歯周病は細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。
さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
そして歯周病は全身の疾患に影響を及ぼし、生活習慣病とくに糖尿病は歯周病と相互に悪影響を及ぼしていることが明らかになっています。またその他がんや動脈硬化、肺炎、認知症、骨粗鬆症など全身の疾患に関わっていること、妊娠中の方では胎児の低体重や早産のリスクが高まることがわかってきました。
これらの疾病を防ぐためにも歯科健診を受診しましょう。

歯科健診について

現在は1歳半~3歳までの幼児と、小学生から高校生までは歯科健診を受けることが義務とされています。 しかし、義務化されていない大学生・社会人以降においては、歯周病をはじめとする歯のトラブルの増加が社会問題化しています。

当組合では国の方針として示された2025年からの国民皆歯科健診制度実施を前に、費用は当組合負担で歯科健診をトライアル実施します。

歯科受診することで歯周病の早期発見、予防に繋がります。

歯科健診:実施方法

準備中